2001年度 視覚障害者生活情報センターぎふ 事業計画
事 業 概 要
職員9名及びパートタイマー1名の計10名の職員により、視覚障害者のニーズに対応して幅広い事業活動を展開する。
情報提供部門では、引き続き全国の視覚障害者を対象に、点字図書・録音図書の貸し出し、館内閲覧業務、読書指導、点訳及び音訳ボランティアの養成、岐阜県図書館との相互協力によるリーディングサービス事業、対面読書サービス、ファクシミリを利用したテレホンサービス、点訳図書の製作、点字資料類の受託製作、点字印刷・製本等の事業を行う。そのほか点字図書・雑誌類の購入や各種資料の収集によって蔵書の充実に努めるとともに、触図の製作、パソコンネットワークシステムである「ないーぶネット」の事業への積極的な参加、国立国会図書館が行う「点字図書・録音図書全国総合目録」の事業への継続参加によって全国の視覚障害者情報提供施設のネットワーク化を推進し、視覚障害者への情報提供の充実を目指す。特に、「ないーぶネット」のシステム開発によって配布された「図書管理システム」の導入を図り、効率的なサービスを目指す。また、DAISYによるデジタル録音図書の編集を充実させるとともに、従来からのアナログ編集も引き続いて積極的に行う。さらに、今年度新たな取り組みとして、弱視者へのサービスの一環として拡大写本講習会を開催して個別のニーズに応える体制を作るほか、楽譜点訳勉強会を継続して楽譜点訳希望に応える体制を作る。なお、Lサイズ点字プリンターの完成を受けて、従来の標準サイズ点字に加えて、Lサイズ点字による情報提供を開始する。
生活相談部門では、身近な窓口として視覚障害者からのあらゆる相談に応じて、その解決策を探るとともに、外出サポート事業、用具の収集・展示・斡旋、中高生を対象とした「一日点字教室」及び小学生とその親を対象とした「親子点字教室」、視覚障害者の体験を広げる機会とボランティアとの交流の機会である「体験ツアー」、利用者・ボランティア・職員の交流と意見交換の場である「センター交流会」、クラブ活動の支援などを継続して行い、視覚障害者と晴眼者の交流の場の提供と、視覚障害者への理解と誘導法の普及を図る。なお、行事については、それぞれ利用者・ボランティア・職員によるスタッフ会を設置し、3者の協力によって企画・実施する。さらに、今年度新たな取り組みとして、施設案内ボランティアの養成を行って、施設見学希望者にきめ細かく対応するほか、県内の視覚障害者支援ボランティアグループとの連携を図って外出サポートのネットワーク作りを目指す。なお、今年度は「かがり火」の開催を休止し、視覚障害者の結婚に対する意識調査などを行って次年度以降の開催に備える。
技術指導部門では、岐阜県から「中途失明者緊急生活訓練事業」及び「歩行訓練士派遣事業」の委託を受けて、歩行指導、日常生活技術指導、パソコン指導、中途視覚障害者点字学習指導を引き続き個別に行う。