岐阜アソシア

視覚障害者生活情報センター岐阜

視覚障害者の結婚に関する意識調査 報告書

2002年 5月

社会福祉法人岐阜アソシア
視覚障害者生活情報センターぎふ

★目次★

はじめに
Ⅰ.調査の概要

1.調査の目的
2.調査の方法、内容、期間等

(1)調査対象
(2)調査方法
(3)調査内容
(4)調査実施期間
(5)調査回答状況

Ⅱ.集計結果

1.回答者の状況

(1)性別・年代別
(2)視力の状況と使用文字
(3)未婚・既婚
(4)職業

2.アンケートのまとめ

(1)結婚に関する一般的なアンケート結果
(2)当法人で開催している「かがり火」に関するアンケート結果
(3)過去における「結婚研修会」あるいは現在の「かがり火」に出席したことのある人に対しての質問


★は じ め に★

 社会福祉法人岐阜アソシアでは、1962年(昭和37)から視覚障害者の結婚問題について取り組んでいます。将来結婚を希望する全国の独身視覚障害男女の出会いの場として、さらに、実際に結婚生活を送っている全盲夫婦の体験発表等を通して、視覚障害者の結婚について研修する場として、毎年一泊二日の研修会「かがり火」を2000年までに通算33回実施してきました。この「かがり火」は、全国レベルで開催される唯一の機会として、全国から参加者が集まり、すでに110組を超えるカップルが誕生しています。しかし、近年女性の参加者が減少し、2001年度は休会をやむなくされました。「かがり火」は全国的にも注目され、視覚障害者の結婚について大きな役割を担っていると思われますが、女性の参加が少ないと会が成立しません。今後継続するための資料として、視覚障害者、特に女性の結婚に関する意識調査の資料をインターネット等で探したのですが、この種の資料は皆無でした。そこで、「かがり火」の休会を機に、全国ではまだ例のない視覚障害者の結婚に関する意識調査を行うとともに、今後の「かがり火」の参考資料とすることにしました。
今回の調査に当たり、アンケートにご回答くださった多くの方々、ご協力くださった全国の施設・団体の方々、そして集計をしてくださった「かがり火スタッフ会」の方々に心からお礼申し上げます。

2002年4月 館長  藤野 克己

★Ⅰ.調査の概要★

1.調査の目的

全国の視覚障害者を対象に、結婚に関する意識調査を行うとともに、その結果を今後の「かがり火」の参考にする。

2.調査の方法、内容、期間等

(1)調査対象

全国の視覚障害者で、未婚・既婚、年齢を問わない。

(2)調査方法

点字・墨字のアンケートを郵送(回答用紙、返信用封筒を同封)
発送数2,423部
〈内訳〉 -団体-
盲学校(同窓会を含む)140件
視覚障害者福祉協会(婦人部・青年部を含む)159件
日盲社協加盟施設(情報・リハビリテーション・作業三療)220件
計519団体に点字・墨字をそれぞれ2部、合計2,076部を郵送。各団体から個人への依頼をして戴き、返送は、個人から直接当法人とした。
-個人-
過去の「かがり火」参加者など 点字250部、墨字97部
その他、ホームページでアンケート情報を掲載し、申込者に資料を郵送。

(3)調査内容

① 結婚についての一般的な質問
② 当法人で開催している「かがり火」についての質問
③ 過去における「結婚研修会」あるいは現在の「かがり火」に出席したことのある人に対しての質問

(4)調査実施期間

2001年9月10日~2001年11月20日

(5)調査回答状況

507名(回収率21%)
〈内訳〉 点字による回答者 282名
墨字による回答者 225名(代筆を含む)

★Ⅱ.集計結果★

(カッコ内の数字は%。なお、集計の際それぞれの項目で「不明」があるため、数値が必ずしも一定していない。)
1.回答者の状況

(1)性別・年代別

回答のあったのは、男性292名(57.6%)、女性212名(41.8%)、不明が3名(0.6%)の計507名であった。これを年代別にみると次のとおりである。

年代 人数
10代 6 1.2
20代 68 13.4
30代 143 28.2
40代 150 29.6
50代 96 18.9
60代 31 6.1
70代 7 1.4
不明 6 1.2

(2)視力の状況と使用文字

視力は、全盲が254名(50.2%)で最も多く、ついで弱視が178名(35.2%)、半盲が71名(14.0%)で、不明が4名(0.6%)であった。その他の障害については、ないが446名(88.3%)、あるが46名(9.1%)であった。回答者の現在の使用文字は次のとおりである。

使用文字 人数
点字使用者 292 57.6
墨字使用者 145 28.6
点字・墨字とも可 56 11.0
点字・墨字とも不可 11 2.2
不明 3 0.6

(3)未婚・既婚

回答者のうち、未婚者は297名(58.6%)、結婚後独身の人は33名(6.5%)、既婚者は174名(34.3%)、不明は3名(0.6%)であった。
これを男女別に分けると、次のとおりである。

  未婚者 結婚後独身者 既婚者
男性 183(63.3) 15(5.2) 91(31.5)
女性 113(53.3) 18(8.5) 81(38.2)

(4)職業

職業では治療院開業が一番多く、2番目の無職には主婦も含まれていると考えられる。次に公務員・学生が多いのはアンケートの配布先が影響しているのではないかと思われる。職業の状況は次のとおりである。

職業 人数
治療院開業 163 32.1
無職 76 15.0
公務員 65 12.8
治療院勤務 41 8.1
学生 41 8.1
病院勤務 39 7.7
施設職員 29 5.7
会社員 15 3.0
電話交換手 4 0.8
ヘルスキーパー 3 0.6
その他 30 5.9
不明 1 0.2

その他には、三療以外の自営業、訓練生、農業、作家等があった。

2.アンケートのまとめ

(1)結婚に関する一般的なアンケート結果
① 経済的自立について

現在経済的に自立している、あるいは自立することができると回答した人は、394名(79.1%)で、現在援助を受けている人、あるいは自立することができないと回答した人は104名(20.9%)であった。
これを、男女別、未婚・結婚後独身・既婚に分類すると次のとおりである。

  自立度 未婚者 結婚後独身者 既婚者
男性 自立可 143(79.9) 12(80.0) 82(90.1) 237(83.2)
自立不可 36(20.1) 3(20.0) 9(9.9) 48(16.8)
女性 自立可 79(71.8) 13(72.2) 61(75.3) 153(73.2)
自立不可 31(28.2) 5(27.8) 20(24.7) 56(26.8)

未婚者・結婚後独身者で自立できないと回答した人を合計すると、男性が39名(20.1%)、女性が36名(28.1%)であった。

②外出について
外出が好きでよく出かけると回答した人は299名(59.2%)で一番多く、必要なこと以外あまり外出しないと回答した人は108名(21.4%)であった。次に、外出は好きだが一人では無理なので限られてしまうが97名(19.2 %)で、ほとんど外出はしないが1名(0.2%)であった。
これを、男女別、未婚・結婚後独身・既婚とに分類すると次のとおりである。

外出について 未婚者 結婚後独身者 既婚者
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
外出がすき 116(63.4) 56(50.0) 10(66.7) 11(61.1) 57(63.3) 47(58.0) 183(63.5) 114(54.0)
必要なら出る 40(21.9) 25(22.3) 4(26.7) 3(16.7) 18(20.0) 16(19.8) 62(21.5) 44(20.9)
好きだが限られる 26(14.2) 31(27.7) 1(6.6) 4(22.2) 15(16.7) 18(22.2) 42(14.6) 53(25.1)
外出をしない 1(0.5) 0(0.0) 0(0.0) 0(0.0) 0(0.0) 0(0.0) 1(0.4) 0(0.0)

③結婚の条件
結婚する条件を三つ選択してもらった結果は、次のとおりである。

結婚の条件 人数
性格的に気が合う人 409 80.6
健康な人 221 43.6
経済的にゆとりのある人 139 27.4
少しでも視力のある人 133 26.2
尊敬できる人 83 16.4
雰囲気・声のよい人 79 15.6
なるべく近距離の人 74 14.6
両親とは別で生活ができる人 65 12.8
自分の家に来てくれる人 53 10.5
資格を持っている人 42 8.3
自分の面倒を見てくれる人 36.7 7.1
外見・見た目のよい人 29 5.7
両親と同居できる人 25 4.9
高学歴の人 1 0.1
その他 33 6.5

[注]パーセントは507名中
これを、男女別、年代別(20代~50代)に分けると次のとおりである。
(「かがり火」対象者でない10代、60代、70代は除く。以下同じ。)

結婚の条件 20代 30代 40代 50代
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
性格的に気が合う人 38 22 77 49 77 45 37 34 229 150
健康な人 16 9 34 17 43 30 24 20 117 76
経済的にゆとりのある人 7 15 8 27 12 25 7 28 34 95
少しでも視力のある人 8 5 29 10 28 8 15 17 80 40
尊敬できる人 9 6 8 14 12 15 4 6 33 41
雰囲気・声のよい人 15 2 17 5 20 1 11 2 63 10
なるべく近距離の人 9 3 12 16 12 8 6 4 39 31
両親とは別で生活ができる人 2 6 10 13 8 10 3 10 23 39
自分の家に来てくれる人 1 2 13 3 15 2 6 6 35 13
資格を持っている人 1 2 5 7 1 4 5 8 12 21
自分の面倒を見てくれる人 2 3 7 2 10 2 4 1 23 8
外見・見た目のよい人 6 1 6 1 9 1 1 0 22 3
両親と同居できる人 0 0 3 1 10 2 3 2 16 5
高学歴の人 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0
その他 2 2 6 2 11 4 2 2 21 10

男性からみた女性への条件 ベスト3

1位 性格的に気の合う人
2位 健康な人
3位 少しでも視力のある人

女性からみた男性への条件 ベスト3

1位 性格的に気の合う人
2位 経済的にゆとりのある人
3位 健康な人

④出会いについて
どんな出会いを求めているかを二つ選んでもらった結果は、次のとおりである。

出会いについて 人数
友達・知り合いの紹介 301 59.4
会合・レジャー・イベントなど 186 36.7
独身者の集いなど 120 23.7
職場の同僚 94 18.5
同級生・同窓生 81 16.0
親や親戚の薦め 35 6.9
インターネット・メールなど 19 3.7
その他 33 6.5

[注]パーセントは507名中

これを現在独身者の男女別でみると、次のとおりである。

出会いについて 男性 女性
友達・知り合いの紹介 105(30.8) 89(39.9)
会合・レジャー・イベントなど 79(23.2) 49(22.0)
独身者の集いなど 59(17.3) 22(9.9)
職場の同僚 37(10.9) 22(9.9)
同級生・同窓生 18(5.2) 22(9.9)
親や親戚の薦め 10(2.9) 8(3.6)
インターネット・メールなど 18(5.3) 8(3.6)
その他 15(4.4) 10(4.4)

⑤結婚についての希望
未婚者の結婚についての希望は、次のとおりである。

結婚についての希望 人数
ふさわしい人がいれば結婚したい 199 61.2
是非結婚したい 79 24.3
結婚したくない 25 7.7
わからない 22 6.8

以上の結果、結婚の希望を持っている人は85.5%をしめている。

これを男女別、年代別に分けると次のとおりである。

結婚への希望 20代 30代 40代 50代
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
是非結婚したい 11(45.8) 5(29.4) 23(38.3) 8(19.0) 17(27.9) 1(3.8) 5(27.8) 0(0.0) 56(34.4) 14(14.4)
ふさわしい人がいれば結婚したい 7(29.2) 6(35.3) 34(56.7) 28(66.7) 36(59.0) 22(84.6) 7(38.9) 6(50.0) 84(51.5) 62(63.9)
結婚したくない 3(12.5) 5(29.4) 1(1.7) 4(9.5) 1(1.6) 1(3.8) 3(16.7) 5(41.7) 8(4.9) 15(15.5)
わからない 3(12.5) 1(5.9) 2(3.3) 2(4.8) 7(11.5) 2(7.7) 1(16.7) 1(8.3) 15(9.2) 6(6.2)

この表から見ると、男性はぜひ結婚したいと思っている人の比率が高く、女性は、ふさわしい人がいれば結婚したいと思っている人の比率が男性より高くなっている。

⑥まだ結婚しない理由
結婚したいと答えた人で、まだ結婚しない理由を二つ選んでもらった結果は、次のとおりである。

結婚しない理由 人数
結婚したいと思っている人に出会っていない 156 33.3
異性に出会う機会が少ない 122 26.1
視覚障害であることが影響している 96 20.5
経済的理由 37 8.0
家族の反対がある 11 2.3
その他 46 9.8

これを男女別、年代別に分けると次のとおりである。

結婚しない理由 20代 30代 40代 50代
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
出会っていない 19(36.5) 10(34.6) 37(34.6) 24(38.1) 27(27.0) 16(36.0) 6(20.7) 7(35.0) 89(30.9) 57(36.1)
機会が少ない 8(15.4) 8(27.6) 29(27.1) 22(34.9) 30(30.0) 9(20.0) 9(31.0) 3(15.0) 76(26.4) 42(26.6)
視覚障害が影響 9(17.3) 4(13.8) 6(5.6) 2(3.2) 9(9.0) 2(7.7) 3(10.3) 1(5.0) 27(9.4) 9(5.7)
経済的理由 2(3.8) 1(3.4) 2(1.9) 4(9.5) 2(2.0) 2(5.0) 0(0.0) 0(0.0) 6(2.1) 7(4.4)
その他 6(11.5) 2(6.9) 11(10.3) 3(4.8) 5(5.0) 6(14.0) 6(20.7) 2(10.0) 28(9.7) 13(8.2)

その他には、自分自身の問題として性格的、体力的に不安があったり、障害者の住宅事情による不安等があるためという意見があった。

⑦結婚したくないと答えた人に、その理由を二つ選んでもらった結果は、次のとおりである。

結婚したくない理由 人数
現在の生活に満足している 19 27.1
生活にしばられたくないから 16 22.9
結婚生活への不安がある 13 18.6
面倒だから 10 14.3
結婚という形式にしばられたくないから 7 10.0
その他 5 7.1

20代~30代の男女を、理由別に分けると次のとおりである。

結婚したくない理由 男性 女性
現在の生活に満足している 8(34.8) 8(20.0)
生活にしばられたくないから 6(26.1) 7(17.5)
結婚生活への不安がある 3(13.0) 9(22.5)
面倒だから 4(17.4) 6(15.0)
結婚という形式にしばられたくないから 2(8.7) 5(12.5)
その他 0(0.0) 5(12.5)

男性の理由 ベスト3

現在の生活に満足している
生活にしばられたくない
面倒だから

女性の理由 ベスト3

結婚生活への不安がある
現在の生活に満足している
生活にしばられたくない

⑧家族・親類の理解度について
結婚に対して家族や親類の理解があるかという質問に対して、理解があり協力的であるは246名(60.8%)、理解はあるが協力的ではないは137名(33.8%)、結婚することに理解がないは22名(5.4%)であった。
これを、男女別、未婚・既婚別にみると次のとおりである。

結婚に対する理解度 未婚者 結婚後独身者 既婚者

男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
理解があり協力的 92(54.1) 57(55.3) 13(86.7) 7(50.0) 38(74.5) 38(77.6) 143(63.0) 102(61.5)
理解はあるが協力的でない 60(40.6) 36(35.0) 2(13.3) 7(50.0) 10(19.6) 11(22.4) 72(31.7) 54(32.5)
理解がない 9(5.3) 10(9.7) 0(0.0) 0(0.0) 3(5.9) 0(0.0) 12(5.3) 10(6.0)

次に、男女別、視力別にみると次のとおりである。

結婚に対する理解度 未婚者 結婚後独身者 既婚者
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
理解があり協力的 65(57.5) 52(57.1) 16(45.7) 16(61.5) 61(70.1) 33(68.8) 142(60.4) 101(61.2)
理解はあるが協力的でない 40(35.4) 33(36.3) 18(51.4) 7(26.9) 23(19.6) 14(29.2) 81(34.5) 54(32.7)
理解がない 8(7.1) 6(6.6) 1(2.9) 3(11.5) 3(3.4) 1(2.1) 12(5.1) 10(6.1)

⑨地域の理解度について
現在住んでいる地域は視覚障害者に理解があると思っているかという質問に対して、非常に理解があるは71名(14.6%)で少なく、最も多かったのは、少し理解がある307名(63.3%)で、次にほとんど理解がない107名(22.1%)であった。 
これを男女別、未婚・既婚別にみると次のとおりである。

地域の理解度 未婚者 結婚後独身者 既婚者
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
非常に理解がある 24(13.5) 18(16.7) 2(14.3) 2(11.7) 11(13.1) 0(0.0) 37(13.5) 20(11.5)
少し理解がある 104(58.8) 69(63.9) 11(78.6) 14(82.4) 56(66.7) 38(77.6) 171(62.2) 121(69.5)
ほとんど理解がない 49(27.7) 21(19.4) 1(7.1) 1(5.9) 17(20.2) 11(20.2) 67(24.3) 33(19.0)

次に、男女別、視力別にみると次のとおりである。

地域の理解度 全盲 半盲 弱視
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
非常に理解がある 23(17.3) 19(17.9) 4(10.8) 6(18.2) 10(9.4) 8(12.5) 37(13.4) 33(16.3)
少し理解がある 88(66.2) 74(69.8) 19(51.4) 19(57.6) 64(60.4) 39(60.9) 171(62.0) 132(65.0)
ほとんど理解がない 22(16.5) 13(12.3) 14(37.8) 8(24.2) 32(30.2) 17(26.6) 68(24.6) 38(18.7)

⑩地域の人との付き合いについて
近所や地域の人との付き合いはうまくいっているかという質問に対して、上手に付き合いができていると思うと答えた人は245名(50.8%)で最も多く、あまりうまくいっていないと思うは81名(16.8%)で、近所付き合いにはあまり関心がないは156名(32.4%)であった。
これを男女別、未婚・既婚別にみると次のとおりである。

近所とのあいさつについて 未婚者 結婚後独身者 既婚者

男性

女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
上手にできている 70(40.0) 52(48.6) 9(60.0) 5(29.4) 56(64.4) 52(67.5) 135(48.7) 109(54.2)
あまりうまくいっていない 35(20.0) 12(11.2) 1(6.7) 4(23.5) 12(13.8) 16(20.8) 48(17.3) 32(15.9)
あまり関心がない 70(40.0) 43(40.2) 5(33.3) 8(47.1) 19(21.8) 9(11.7) 94(33.9) 60(29.9)

次に、男女別、視力別にみると、次のとおりである。

近所とのあいさつについて 全盲 半盲 弱視
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
上手にできている 63(47.7) 60(57.1) 15(45.5) 15(45.5) 57(52.3) 32(52.5) 135(48.7) 107(53.7)
あまりうまくいっていない 20(15.2) 17(16.2) 11(30.6) 3(9.1) 17(15.6) 12(19.7) 48(17.3) 32(16.1)
あまり関心がない 49(37.1) 28(26.7) 10(27.8) 15(45.5) 35(32.1) 17(27.9) 94(33.9) 60(30.2)

(2)当法人で開催している「かがり火」に関するアンケート結果
① 研修会の知名度について
「かがり火」が開催されていることを知っているかについては、知っているは343名(69.4%)、知らないは151名(30.6%)であった。
男女別、年代別は次のとおりである。

かがり火 20代 30代 40代 50代
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
知っている 19(45.2) 11(44.0) 65(78.3) 36(62.1) 77(82.8) 38(70.4) 34(81.0) 30(63.8) 195(75.0) 115(62.5)
知らない 23(54.8) 14(56.0) 18(21.7) 22(37.9) 16(17.2) 16(29.6) 8(19.0) 17(36.2) 65(25.0) 69(37.5)

② 参加経験について
参加経験については、参加したことがあると回答したのは142名(29.2%)であった。参加したことがないと回答した人は345名(70.8%)で、そのうち会の存在を知っている人は199名(57.7%)、会の存在を知らない人は146名(42.3%)であった。
このうち、参加したことがあると回答した人の、年代別、男女別、視力別は次のとおりである。

参加経験あり 20代 30代 40代 50代
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
全盲 2(40.0) 1(50.0) 14(53.9) 10(66.7) 23(52.3) 13(76.4) 7(38.9) 6(75.0) 46(49.4) 30(71.4)
半盲 1(20.0) 1(50.0) 3(11.5) 2(13.3) 6(13.6) 2(11.8) 3(16.7) 1(12.5) 13(14.0) 6(14.3)
弱視 2(40.0) 0(0.0) 9(34.6) 3(20.0) 15(34.1) 2(11.8) 8(44.4) 1(12.5) 34(36.6) 6(14.3)

③開催について
「かがり火」の開催についてどう思うかについては、今後も開催してほしいは282名(58.2%)、どちらでも良いは193名(39.9%)、開催の必要がないは9名(1.9%)であった。
そのうち、未婚者で開催してほしいと答えた男性は125名(69.1%)、女性は56名(30.9%)であった。
未婚者で開催してほしい人の男女別、年代別は次のとおりである。

開催について 20代 30代 40代 50代
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
開催してほしい 22(54.2) 7(30.4) 54(65.9) 33(56.9) 66(70.2) 27(50.9) 29(69.0) 24(52.2) 171(65.8) 91(50.5)
開催の必要なし 1(2.4) 1(4.3) 2(2.4) 0(0.0) 3(3.2) 0(0.0) 1(2.4) 0(0.0) 7(2.7) 1(0.6)
どちらでもよい 19(45.2) 15(65.2) 26(31.7) 25(43.1) 25(26.6) 26(49.1) 12(28.6) 22(47.8) 82(31.5) 88(48.9)

未婚者で開催してほしい人の、男女別、視力別は次のとおりである。

開催について 20代 30代 40代 50代
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
開催してほしい 95(71.4) 62(59.0) 19)51.4 12(37.5) 69(62.7) 22(34.9) 183(65.4) 96(48.1)
開催の必要なし 3(2.3) 0(0.0) 2(5.4) 0(0.0) 3(2.7) 1(1.6) 8(2.9) 1(0.4)
どちらでもよい 35(26.3) 43(41.0) 16(43.2) 20(62.5) 38(34.6) 40(63.5) 89(31.8) 103(51.5)

④参加について
参加することに抵抗があるかどうかについては、抵抗がないと回答した人が一番多く210名(45.4%)で、次に少し抵抗があると回答した人は182名(39.3%)、抵抗があると答えた人71名(15.3%)であった。
未婚者で抵抗があるかどうかの男女別、年代別は次のとおりである。

抵抗について 20代 30代 40代 50代
抵抗がある 7(16.7) 6(26.1) 9(11.1) 13(22.4) 9(10.0) 13(25.5) 2(5.3) 6(15.4) 27(10.8) 38(22.2)
少し抵抗がある 17(40.5) 11(47.8) 32(39.5) 26(44.8) 32(35.6) 25(49.0) 7(18.4) 15(38.5) 88(35.1) 77(45.1)
抵抗がない 18(42.8) 6(26.1) 40(49.4) 19(32.8) 49(54.4) 13(25.5) 29(76.3) 18(46.1) 136(54.1) 56(32.7)

⑤参加資格の年齢幅について
参加資格は現在55歳までであるが、これについては今までどおりがよいと回答した人は164名(36.4%)、年齢幅を狭めた方がよいと答えた人は163名(36.1%)でほぼ同数であった。55歳以上に広げた方がよいは124名(27.5%)であった。
未婚者で年齢幅についての男女別、年代別は次のとおりである。

年齢幅について 20代 30代 40代 50代
男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性
55歳までがよい 12(29.3) 9(39.1) 27(35.5) 21(36.8) 35(39.3) 22(47.8) 17(42.5) 10(25.0) 91(37.0) 62(35.2)
55歳以上がよい 11(26.8) 0(0.0) 13(17.1) 13(22.8) 20(22.5) 8(17.4) 17(42.5) 20(50.0) 61(24.8) 41(23.3)
狭めた方がよい 18(43.9) 14(60.9) 36(47.4) 23(40.4) 34(38.2) 16(34.8) 6(15.0) 10(25.0) 94(38.2) 73(41.5)

⑥開催の回数

回数 人数
年1回がよい 263 58.0
年2回がよい 123 27.0
2年に1回でよい 35

7.7

その他 33 7.3

⑦開催の時期について

時期 人数
316 55.3
84 14.7
159 27.9
12 2.1

⑧開催日について
開催日の希望は、土・日曜日と答えた人が最も多く316名(70.7%)で、続いてウィークデー43名(9.6%)、祝祭日56名(12.5%)で、その他が32名(7.2%)であった。
未婚者で開催希望日、職業別に分けると次のとおりである。

職業 ウィークデー 土・日曜日 祝祭日 その他
治療院開業 12(14.3) 56(66.7) 5(6.0) 11(13.0)
治療院勤務 4(13.8) 15(51.7) 7(24.2) 3(10.3)
病院勤務 1(3.3) 25(83.4) 3(10.0) 1(3.3)
ヘルスキーパー 0(0.0) 2(66.7) 0(0.0) 1(33.0)
電話交換手 0(0.0) 2(50.0) 2(50.0) 0(0.0)
公務員 1(2.7) 31(83.8) 5(13.5) 0(0.0)
会社員 0(0.0) 7(77.8) 1(11.1) 1(11.1)
施設職員 0(0.0) 17(74.0) 3(13.0) 3(13.0)
学生 5(15.2) 17(51.5) 8(24.2) 3(9.1)
無職 6(17.2) 21(60.0) 4(11.4) 4(11.4)
その他 1(7.7) 10(76.9) 2(15.4) 0(0.0)

⑨開催日数について

日数 人数
一泊二日 345 77.2
日帰り 64 14.3
その他 38 8.5

⑩女性参加者が少ない理由について
「かがり火」の女性参加者が少ない理由について三つ選んでもらった結果を男女別にみると、次のとおりである。

女性参加者が少ない理由 男性 女性
結婚に対する関心が少ない 78(11.1) 55(10.7)
結婚生活に対しての不安 108(15.4) 94(18.3)
会に参加するのが恥ずかしいという気持ちがある 117(16.6) 65(12.6)
全国対象なので遠くとの人との結婚に不安 108(15.4) 96(18.7)
参加したことを誰かに知られたらという不安 60(8.5) 36(7.0)
開催地が遠いので参加するのに不安 118(16.8) 94(18.3)
参加者に対しての不安 74(10.5) 54(10.5)
「かがり火」に対して期待がもてない 40(5.7) 20(3.9)

未婚女性の回答を年代別に分けると次のとおりである。

女性参加者が少ない理由 20代 30代 40代 50代
結婚に対する関心が少ない 9(14.7) 13(11.4) 8(10.6) 6(14.0)
結婚生活に対しての不安 5(8.1) 13(11.4) 16(21.0) 10(23.3)
会に参加するのが恥ずかしいという気持ちがある 9(14.7) 14(12.3) 7(9.2) 4(9.3)
全国対象なので遠くとの人との結婚に不安 9(14.7) 25(21.9) 13(17.1) 5(11.6)
参加したことを誰かに知られたらという不安 6(9.8) 12(10.5) 5(6.6) 2(4.7)
開催地が遠いので参加するのに不安 10(16.4) 20(17.5) 13(17.1) 9(20.9)
参加者に対しての不安 8(13.1) 11(9.7) 13(17.1) 5(11.6)
「かがり火」に対して期待がもてない 5(8.2) 6(5.3) 1(1.3) 2(4.6)

未婚女性の回答を視力別に分けると次のとおりである。

女性参加者が少ない理由 全盲 半盲 弱視
結婚に対する関心が少ない 24(58.5) 4(9.8) 13(31.7)
結婚生活に対しての不安 22(45.9) 10(20.8) 16(33.3)
会に参加するのが恥ずかしいという気持ちがある 22(56.4) 4(10.3) 13(33.3)
全国対象なので遠くとの人との結婚に不安 28(51.9) 5(9.3) 21(38.9)
参加したことを誰かに知られたらという不安 14(50.0) 7(25.0) 7(25.0)
開催地が遠いので参加するのに不安 33(56.9) 7(12.1) 18(31.0)
参加者に対しての不安 22(56.4) 8(20.5) 9(23.1)
「かがり火」に対して期待がもてない 8(53.4) 2(13.3) 5(33.3)

⑪来年参加するとしたら
もし来年一泊二日の「かがり火」に参加した場合、不安になることを三つ選んでもらった結果、男性からの回答は573名、女性からの回答は431名であった。
そのうち、独身男性からの回答は441名、独身女性からの回答は302名であった。これを男女別に分けると次のとおりである。

参加した場合の不安 男性 女性
岐阜まで行くのが不安 35(7.9) 40(13.3)
二日間休暇が取れるかどうか 45(10.2) 20(6.6)
宿泊することに不安がある 8(1.8) 17(5.6)
参加してもつきあう人が見つからなかったら 72(16.3) 29(9.6)
参加したことを他人に知られたくない 20(4.5) 20(6.6)
家族の理解がない 10(2.3) 6(2.0)
性格が消極的で参加しても不安 33(7.5) 22(7.3)
年齢に不安を感じる(若すぎる・年を重ねている) 45(10.2) 31(10.3)
参加費・旅行費等の負担が多い 32(7.3) 17(5.6)
対象が全国なので今後の交際に対して不安 70(15.9) 45(14.9)
参加者の年齢・地域・障害の程度などに不安 71(16.1) 55(18.2)

(3)過去の「結婚研修会」あるいは現在の「かがり火」に出席したことのある人に対しての質問
① 参加の動機
参加の動機を二つ選んでもらった結果を男女別に並べると、次のとおりである。

参加の動機 男性 女性
日常の中であまり出会いがないから 62(33.7) 24(28.2)
家族や知人に勧められたから 15(8.1) 10(11.7)
よきパートナーを得たいと思ったから 62(33.7) 23(27.1)
友達ができればよいと思って 22(12.0) 14(16.5)
旅行感覚で参加してみようと思った 13(7.1) 11(12.9)
何となく 7(3.8) 1(1.2)
その他 3(1.6) 2(2.4)

②参加回数について
参加回数は1回が最も多く60名(42.2%)で、2回が40名(28.2%)、3回以上が42名(29.6%)であった。
これを男女別に分けると次のとおりである。

参加回数 男性 女性
1回 45(46.4) 15(33.3)
2回 29(29.9) 11(24.5)
3回以上 23(23.7) 19(42.2)

③プライバシーについて
「かがり火」に参加してプライバシーが守られていると思うかという質問に対し、良く守られていると答えた人は90名(66.2%)で最も多く、次に、少し守られていると答えた人は40名(29.4%)、全く守られていないは6名(4.4%)、であった。
これを男女別に分けると次のとおりである。

プライバシーについて 男性 女性
よく守られている 63(68.5) 26(60.5)
少し守られている 24(26.1) 16(37.2)
全く守られていない 5(5.4) 1(2.3)

④プライバシーが保護されない原因について
プライバシーが保護されないと思われる原因について質問した結果、参加者に原因があるが41名(53.2%)で最も多く、次に、原因はわからないが情報がもれるは20名(26.0%)、その他は2名(2.6%)であった。続いて、主催者、参加者のどちらにも原因があるは9名(11.7%)、主催者に原因があるは5名(6.5%)であった。 
これを男女別に分けると次のとおりである。

原因 男性 女性
主催者に原因がある 4(8.5) 1(3.4)
参加者に原因がある 20(42.6) 20(69.0)
どちらにも原因がある 7(14.9) 2(6.9)
原因は不明だがもれる 16(34.0) 4(13.8)
その他 0(0.0) 2(6.9)

⑤参加した感想
参加した感想を三つまで選んでもらった結果を男女別に並べると、次のとおりである。

感想 男性 女性
楽しい会だと思った 44(17.9) 19(15.3)
堅苦しい会だと思った 16(6.5) 2(1.6)
結婚できてよかった 14(5.7) 9(7.3)
あまり話ができなくてつまらなかった 33(13.4) 4(3.2)
友達ができてよかった 20(8.1) 12(9.7)
参加者に嫌な人がいた 5(2.1) 10(8.1)
交際できそうな人と会えてよかった 14(5.7) 8(6.5)
研修・講演などがよかった 18(7.3) 18(14.5)
会場・宿泊施設がよくなかった 8(3.3) 4(3.2)
ハードスケジュールで疲れた 15(6.1) 10(8.1)
自由懇談が楽しかった 21(8.5) 11(8.9)
また参加したいと思った 26(10.6) 10(8.0)
もう参加したいとは思わない 5(2.0) 1(0.8)
その他 7(2.8) 6(4.8)

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